ゴールドスイング（2007年生、母サクセスカラーズ）

ゴールドスイング（2007年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時10歳）と交配したサクセスカラーズが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、地方30戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小河豊水から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、小河豊水から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉山藤雄によって157.5万円で落札された。

竹下直人厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2009年）

11月6日、デビュー戦は丹羽克輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシーフォスターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

3歳（2010年）

1月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のおしどり特別（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のプティフルリールに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

3月15日、中0週で迎えた9戦目は、3歳戦の海猫特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の駒鳥特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で丹羽克輝騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のつばめ特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で丹羽克輝騎手（11戦2勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で丹羽克輝騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の大鷲特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で丹羽克輝騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

6月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で丹羽克輝騎手（14戦2勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のかるがも特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で丹羽克輝騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のフラミンゴ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で丹羽克輝騎手（16戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦のかもめ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で丹羽克輝騎手（17戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で丹羽克輝騎手（18戦2勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月28日、中6週で迎えた20戦目は、3歳戦の雷鳥特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は20戦連続で丹羽克輝騎手（19戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦のキジバト特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で丹羽克輝騎手（20戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のキツツキ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で丹羽克輝騎手（21戦2勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で丹羽克輝騎手（22戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で丹羽克輝騎手（23戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラブミーモアをクビ差だけ差し切って1番人気に応えた。

12月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で丹羽克輝騎手（24戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のユンヌペルルを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

12月10日、連闘で迎えた26戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で丹羽克輝騎手（25戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、アドマイヤコスモスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中1週で迎えた27戦目は、祝!伊藤衞満80才誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は27戦連続で丹羽克輝騎手（26戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミュルザンヌを半馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

4歳（2011年）

1月4日、中1週で迎えた28戦目は、C級セレクトカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で丹羽克輝騎手（27戦5勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

2月24日、中6週で迎えた29戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は29戦連続で丹羽克輝騎手（28戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は30戦連続で丹羽克輝騎手（29戦5勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。