リサリサ（2020年生、母サトノローズヒップ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ワールドファームから「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって660万円で落札された。

2歳（2022年）

7月3日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したスムースベルベットにクビ差届かず2着となった。

10月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

3歳（2023年）

1月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

2月12日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミレディに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月25日、中1週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月15日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したリトルウインディーを差し切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアルナージェインをハナ差振り切って優勝

6月3日、中3週で迎えた9戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの由比ヶ浜特別（東京芝1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のティーガーデンに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月5日、中8週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの新潟日報賞（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた11戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

10月28日、中5週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの紅葉ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフィールシンパシーにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

12月28日、中8週で迎えた13戦目は、3歳以上3勝クラスの2023ファイナルステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4歳（2024年）

3月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの春興ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの湘南ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川裕紀人騎手（5戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月15日、中7週で迎えた16戦目は、3歳以上3勝クラスの多摩川ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したミシシッピテソーロにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月14日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの白秋ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上3勝クラスの奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。