エレボアブランシュ（2018年生、母ラダームブランシェ）
Hellebore Blanche
2018.04.04
エレボアブランシュ（2018年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「クリスマスローズ(仏)」。毛色は芦毛。種牡馬のリアルインパクト（当時10歳）と交配したラダームブランシェが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地21戦1勝2着3回、地方15戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。
加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2020年）
9月19日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
11月8日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。
3歳（2021年）
2月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では卓出した伸び脚を見せたが、勝ったサトノブラーヴにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
3月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスマートワンに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。
6月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。
8月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。
11月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
4歳（2022年）
2月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。
4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったキングスフィリアにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
5月15日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
7月17日、中8週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。
10月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた13戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
11月20日、中3週で迎えた14戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
5歳（2023年）
2月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったスノーグレースに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
3月25日、中6週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
5月14日、中6週で迎えた17戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
6月11日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続でD.レーン騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入った。
6月24日、中1週で迎えた19戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
10月9日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
10月21日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。
デビュー前
サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。
田中譲二厩舎（高知）へ入厩。
3月6日、デビュー戦は井上瑛太騎手を鞍上に据えて、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。
6歳（2024年）
3月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。
3月27日、連闘で迎えた23戦目は、第三回ぐえー特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
4月6日、中0週で迎えた24戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。
4月20日、中1週で迎えた25戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
5月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1-6（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1-5（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1-7（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。
6月16日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた31戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-5（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
9月7日、中5週で迎えた33戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。
9月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。
10月19日、中3週で迎えた35戦目は、広島県もみじ特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた36戦目は、渡辺逢心特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。