キングスウッド（1993年生、母Gallanta）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

9月17日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアグネスサンデーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

1月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下の春菜賞（東京芝1600m 小雪/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた5戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた6戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったアンコールステージに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上はM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒシビートを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を奪取した。

6月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳900万下の駒草賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

10月27日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

11月24日、中3週で迎えた10戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’96インターナショナルジョッキーズ2（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

4歳（1997年）

1月5日、中5週で迎えた11戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の初茜賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月16日、中5週で迎えた12戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京芝1600m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた13戦目は、M.ブータン騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた15戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の奥尻特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、マルチバトル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小島貞博騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシムサシに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

5歳（1998年）

2月8日、中6週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（7戦2勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

5月10日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジェブロスターに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

6月21日、中5週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。