駒草賞

レース展開

インターライセンスが隊列を率いる形、少し離れた2番手を追走するビッグシンボル

インターライセンスが端を取り切り、リードを2馬身以上確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にビッグシンボルが続く。その後ろ、ローゼンカバリーとマイネルワイズマンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、エーピージュリアンは中団前寄り。アグネスカミカゼとミナミノテスコは中団馬群のちょうど真ん中を併走。キングスウッドとアラバンサは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはシロキタクロス。2馬身以上離れて、後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはボストンエンペラー。シンガリにハッピーウッドマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

駒草賞、マイネルワイズマンが天授のレースセンスを駆使した巧妙な内容で勝つ！

先頭はボストンエンペラーでリードは1馬身。2番手にインターライセンスとマイネルワイズマンが続く。その後ろ、シロキタクロスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたマイネルワイズマンがきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったシロキタクロスをクビ差で封じてトップでゴールを走り抜けた。2着のシロキタクロスから半馬身差の3着には、2番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切った10番人気のインターライセンスが入った。そこから1馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったボストンエンペラーが入線した。1番人気のアラバンサは後方3番手にいたが見せ場なく10着に敗れた。2番人気のローゼンカバリーは中団後方にいたがもうひと伸びが足りず5着に敗れた。