サウンズグッド（2007年生、母シュガーレディアン）

サウンズグッド（2007年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「良い感じ」。毛色は栗毛。種牡馬のグランデラ（当時9歳）と交配したシュガーレディアンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、地方22戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3十十一十二。

経歴

デビュー前

新井清重厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2010年）

12月9日、デビュー戦は高橋利幸騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は455kg。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4歳（2011年）

1月1日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったテラコッタに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

1月20日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

2月22日、中4週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた4戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月2日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、4歳C3（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた7戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3七八イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3五（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

10月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた10戦目は、一般C3五（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のクリスティーズをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で林幻騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

5歳（2012年）

1月10日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3五六イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で林幻騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、カネゼンサンダーに交わされて2馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で林幻騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のグレイスキッスをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

2月6日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で林幻騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3九十（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で林幻騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ハニカミスマイルに交わされて1馬身差の2着となった。

3月14日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3六七ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で林幻騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3八九十（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で林幻騎手（12戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月10日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で林幻騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3十三十四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で林幻騎手（14戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3七八ア（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で林幻騎手（15戦2勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。