アービルサンゴッド（1993年生、母Faneuil Lass）

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

10月7日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェブラズドリームを自慢の末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

11月19日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンの府中3歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3歳（1996年）

1月7日、中4週で迎えた4戦目は、3歳G3の京成杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月17日、中5週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の春菜賞（東京芝1600m 小雪/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

10月26日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の庄内特別（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたインターシャーク決め手に屈してハナ差の2着となった。

12月8日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったベルウイナーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1997年）

2月8日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の下呂特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた12戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の二王子岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニットウダンシングに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月18日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5歳（1998年）

4月14日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた15戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、アルクツールス賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したヒカルシーマを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた17戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のトミヒサキングに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月5日、中2週で迎えた18戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で白田日出夫騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のゲンマ賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で白田日出夫騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

6歳（1999年）

5月7日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で白田日出夫騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた21戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、オメガ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた22戦目は、パームツリー賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の流星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。