ショウナンアリスト（2014年生、母ラッキーマーメイド）

ショウナンアリスト（2014年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋優秀な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したラッキーマーメイドが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中裕之。2018年のサラ系障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入った他、2018年のサラ系障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中裕之から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、国本哲秀によって1,458万円で落札された。

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

2月19日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

4月29日、中6週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

6月10日、中5週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた6戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

10月14日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のクワッドアクセルに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2018年）

4月7日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミュートエアーから約11馬身差の2着となった。

4月28日、中2週で迎えた11戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた12戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビットアレグロから1馬身3/4差の2着となった。

8月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた14戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月20日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨーピースから半馬身差の2着となった。