ミラクルローズリー（2005年生、母ノバ）

Miracle Rose Lee

2005.03.16

ミラクルローズリー（2005年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシアトルスズカ（当時14歳）と交配したノバが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方14戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の高賀の森水杯。

経歴

デビュー前

法理勝弘厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2007年）

8月17日、デビュー戦は筒井勇介騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（3）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

8月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

9月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るイワイダヨムロタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（2）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の高賀の森水杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のオグリオトメをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月6日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3歳（2008年）

8月20日、約9か月半の休養明けで迎えた7戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた9戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般D8（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイトサンタンダーに6馬身の差をつけて優勝

10月12日、連闘で迎えた10戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般D8（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、愛媛県畜産協会特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツリダタロウを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

11月2日、連闘で迎えた12戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般D6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に終わった。

11月23日、連闘で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、星井美希誕生日特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で別府真衣騎手（4戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴーフライカイトに半馬身交わされて2着に敗北した。