バンブーザナドゥ（1989年生、母フェアリーバンブー）

バンブーザナドゥ（1989年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時8歳）と交配したフェアリーバンブーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方41戦12勝2着8回。主な勝ち鞍は1991年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

10月5日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた2戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田島良保騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた4戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のシンジャイアンツに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の樅の木賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3歳（1992年）

9月12日、約9か月半の休養明けで迎えた6戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の箕面特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

4歳（1993年）

5月15日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリノーブルから半馬身差の2着となった。

6月26日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシワズファイターから半馬身差の2着となった。

7月4日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワズファイターをハナ差制して久方ぶりに美酒を浴びた。

7月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーパンゲアに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月30日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケイチロッキーから3馬身差の2着に敗北した。

9月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で尾林幸彦騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクセイパワーから半馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾林幸彦騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサキテイオーから2馬身半差の2着となった。

9月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で尾林幸彦騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた22戦目は、鹿児島県桜島賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で尾林幸彦騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中5週で迎えた23戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で尾林幸彦騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で尾林幸彦騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で尾林幸彦騎手（15戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーシュトーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で尾林幸彦騎手（16戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルホワイトに2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

5歳（1994年）

1月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で尾林幸彦騎手（17戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた28戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月24日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（18戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のノーブルバロンに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月31日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（19戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイサラゼンに2馬身半の差をつけて7勝目を獲得した。

2月5日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（20戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーブルバロンから半馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（21戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウクロシオから3馬身差の2着に敗北した。

2月28日、連闘で迎えた33戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（22戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオイチアイドルに7馬身の差をつけて8勝目を収める

5月1日、中7週で迎えた35戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（23戦7勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（24戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイフリーオンをクビ差制して9勝目をつかんだ。

5月22日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（25戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた38戦目は、小林秀昭騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月11日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた39戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（26戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトネアローに7馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月31日、中6週で迎えた40戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（27戦9勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインドショーから1馬身半差の2着となった。

12月5日、中4週で迎えた41戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（28戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた42戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（29戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリノーブルに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月19日、連闘で迎えた43戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（30戦10勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキノイナズマに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月25日、連闘で迎えた44戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（31戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた45戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（32戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1995年）

2月26日、中7週で迎えた46戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた47戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（33戦11勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（34戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のディライトをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

3月21日、連闘で迎えた49戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（35戦12勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた50戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（36戦12勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。