シンコウブライト（1991年生、母ライトスピード）

シンコウブライト（1991年5月31日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時6歳）と交配したライトスピードが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方40戦11勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の九千部賞(C1)。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月30日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に敗れた。

10月1日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月25日、中7週で迎えた3戦目は、飯泉之男騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた4戦目は、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飯泉之男騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のエドノジョージに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月30日、中3週で迎えた5戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で飯泉之男騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1995年）

4月8日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で飯泉之男騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5イ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で飯泉之男騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグサスペンスから1馬身半差の2着に敗北した。

5月4日、連闘で迎えた8戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯泉之男騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンザンアンバーからクビ差の2着に甘んじた。

5月14日、中0週で迎えた9戦目は、一般C5（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯泉之男騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンコンコルドに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯泉之男騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月6日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で飯泉之男騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で飯泉之男騎手（9戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4ロ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で飯泉之男騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3イ（三条ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で飯泉之男騎手（11戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は飯泉之男騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアレキサンドライトに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

12月31日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飯泉之男騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1996年）

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、一般C3ニ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で飯泉之男騎手（14戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で飯泉之男騎手（15戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンウルフオーからクビ差の2着に甘んじた。

11月4日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキムソウに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

11月16日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバンダムソウルに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月30日、中1週で迎えた22戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノイチフジに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月21日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラビアンハートに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6歳（1997年）

1月12日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイマインドに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月27日、中1週で迎えた25戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイマインドに3/4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月23日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（5戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルワスズカに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月8日、中1週で迎えた27戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、西日本地区（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノフライトに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（8戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（9戦7勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7歳（1998年）

2月7日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（10戦7勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたリリーローズ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月23日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーエイマインドを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（9戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（11戦7勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。