ティーファイブ（2019年生、母ロッツオブラブ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、アフリートファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルーエクウスによって165万円で落札された。

2歳（2021年）

9月21日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は473kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

3歳（2022年）

4月29日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトニーアイリスに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月6日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、タロウシュンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月31日、中3週で迎えた4戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のリョウイキテンカイに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

6月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシェヴロンケリーに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月19日、中2週で迎えた6戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティレイン特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4歳（2023年）

1月11日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、ガーネット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったシンメカイヤーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月2日、中3週で迎えた10戦目は、岩ガキ「鶴宝」を真鶴町に食べに行こう記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホウオウブリッツに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月24日、中2週で迎えた11戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、春の風特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた12戦目は、花まつり特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで崩れずに走り抜いたが、タイムモーメントに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

1歳のとき、アフリートファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルーエクウスによって165万円で落札された。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

7月17日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、ハンデ戦の文月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。10頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。

10月18日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、陽月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでなんとか走り抜いたが、ケンキートスに交わされて2馬身差の2着となった。

11月23日、中4週で迎えた14戦目は、埼玉県畜産会長賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアウストロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中3週で迎えた15戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクローズユアアイズに2馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

5歳（2024年）

3月29日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、春風特別（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスケントバゴに8馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月19日、中2週で迎えた17戦目は、緑風特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた18戦目は、早苗月特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデュアルテイルズに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、立秋特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

11月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の埼玉県馬事畜産振興協議会長賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月26日、中4週で迎えた21戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の師走特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のローアヴァンフレアに1馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

6歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の新春賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月25日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の青葉特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったビナサクセスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた24戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、オーサカナ!オーサカナ!オーサカナ!特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

8月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、浦和スプリント（浦和ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月13日、中7週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた26戦目は、仮粧坂特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったサランスクを半馬身捉え切れず2着となった。