リュウライデン（1994年生、母スズノフローレンス）

リュウライデン（1994年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時13歳）と交配したスズノフローレンスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、地方18戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のファンタジーナイト賞(一般B1)。

経歴

デビュー前

五百蔵幸雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1997年）

12月31日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は547kg。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティギャロップに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1998年）

3月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、エムジーバスターに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中3週で迎えた3戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のカールビッグに1馬身半の差をつけて制した。

6月5日、中4週で迎えた4戦目は、一般C2十（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインザーに9馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

7月9日、中4週で迎えた5戦目は、一般C2六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、クライムトップに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、初雁特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のピアメイプルに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月11日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカネショウマサルに2馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

10月30日、中2週で迎えた8戦目は、ラストトゥインクル賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（6戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のダイコクテイオーに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般B3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（7戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のユメオに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月1日、中2週で迎えた10戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（8戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5歳（1999年）

1月1日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦のファーストドリーム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のタカトモフラッグに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6歳（2000年）

1月8日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、ビバ2000賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（10戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のイガノビワをクビ差振り切って久しぶりの実戦をモノにした。

1月30日、中2週で迎えた13戦目は、エレガント賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（11戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のアミフジランナーに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月15日、約8か月半の休み明けで迎えた14戦目は、ファンタジーナイト賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で脇本一幸騎手（12戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のナイキビガーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月18日、中4週で迎えた15戦目は、トパーズ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で脇本一幸騎手（13戦10勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7歳（2001年）

1月15日、中7週で迎えた16戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で脇本一幸騎手（14戦10勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

5月7日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で脇本一幸騎手（15戦10勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の’01スターライトカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で脇本一幸騎手（16戦10勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。