ギャロップダイナ（1980年生、母アスコツトラツプ）

ギャロップダイナ（1980年4月25日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時9歳）と交配したアスコツトラツプが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地40戦10勝2着10回、海外2戦0勝。1986年の安田記念(G1)に勝利した他、1986年の有馬記念(G1)で2着に入るなど、G1級競走2勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

1歳（1982年）

7月24日、7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のプロメイドに1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。

8月15日、5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2歳（1983年）

2月13日、12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月12日、9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月27日、13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月24日、9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月10日、16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライバルセイバーからクビ差の2着となった。

3歳（1984年）

1月5日、16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラガースポートに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月4日、8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月26日、16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーコーベットから2馬身差の2着に敗北した。

3月10日、16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイブジャパンからクビ差の2着に惜敗した。

4月15日、14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグロリアパトリに2馬身の差をつけて勝利を収めた。

4月29日、13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマートボーイからアタマ差の2着に惜敗した。

5月13日、13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイクエヒカルに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月10日、10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカナカンテンザンに6馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

7月8日、11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーキジルクムに1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

10月20日、10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンネスプレンティからアタマ差の2着に甘んじた。

11月4日、13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月8日、15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1985年）

2月2日、13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

2月16日、11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンドレアモンから5馬身差の2着となった。

3月24日、12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月7日、10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカネダイモンからクビ差の2着となった。

4月21日、13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月12日、17頭立ての10番人気で大外17番ゲートからスタート。5着を確保した。

6月9日、12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月7日、11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンファイブに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールに入った。

8月25日、8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードシェレルから2馬身半差の2着となった。

10月13日、11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノーザンから2馬身差の2着となった。

10月27日、17頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリルドルフに半馬身の差をつけてトップでゴールインした。

11月24日、15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1986年）

2月2日、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は柴崎勇騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトウショウペガサスを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4月20日、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/不良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月11日、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るホリノカチドキを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月26日、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴崎勇騎手。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

11月23日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴崎勇騎手。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月21日、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柴崎勇騎手。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したダイナガリバーに半馬身届かず2着となった。