ニシノスカーレット（2003年生、母ストロベリースター）

ニシノスカーレット（2003年6月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋深紅色（母名より連想）」。毛色は鹿毛。種牡馬のセイウンスカイ（当時8歳）と交配したストロベリースターが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方37戦0勝2着8回。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月11日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず最後はビッグアラジンと並んで8着同着となった。

3月25日、中1週で迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

7月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。17頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

9月3日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず17着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

11月11日、中5週で迎えた8戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2-8イ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファインから6馬身差の2着となった。

4歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた14戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月18日、連闘で迎えた15戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2-11イ（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた16戦目は、吉延忠義騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクスキューションから2馬身差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉延忠義騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーグルホークから2馬身差の2着となった。

3月25日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2-10ハ（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉延忠義騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドハイパーから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉延忠義騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉延忠義騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた21戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9ロ（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったプレザントボーイから1馬身半差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノリヴァリゼから半馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスモークトウショウからクビ差の2着に甘んじた。

7月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2-4ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（5戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、中4週で迎えた29戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた32戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた33戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月9日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた34戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた35戦目は、一般C2-7イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2008年）

1月3日、中2週で迎えた36戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったポップスターから半馬身差の2着となった。

2月2日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤本三郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた42戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本三郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤本三郎騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤本三郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。