キタノエメラルド（1990年生、母フレツシユデビユー）

キタノエメラルド（1990年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時14歳）と交配したフレツシユデビユーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）レジェンドファーム。戦績は、地方28戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の晩秋特別(A2 B1)。

経歴

デビュー前

鈴木誠厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（1993年）

1月2日、デビュー戦は白坂芳文騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロードシャープに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月21日、中2週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で白坂芳文騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイナズマヒロスターからクビ差の2着に甘んじた。

2月4日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で白坂芳文騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノハヤブサに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月5日、中3週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で白坂芳文騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニュービクトリーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月17日、中1週で迎えた5戦目は、鞍上は5戦連続で白坂芳文騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイナズマヒロスターをアタマ差制して4勝目を獲得した。

4月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で白坂芳文騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノリンデンに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月8日、中7週で迎えた7戦目は、3歳戦の若鷲特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で白坂芳文騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウメイラムセスから1馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中2週で迎えた8戦目は、C2イ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で白坂芳文騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジェットマンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月29日、中3週で迎えた9戦目は、C1イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で白坂芳文騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒミノカチドキに1馬身の差をつけて優勝

9月22日、中7週で迎えた10戦目は、てんびん座特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で白坂芳文騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウイングストーンに半馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

10月14日、中2週で迎えた11戦目は、神無月特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で白坂芳文騎手（10戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベナヒットに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月13日、中3週で迎えた12戦目は、野分特別（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で白坂芳文騎手（11戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のオウゴンデンセツに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月30日、中1週で迎えた13戦目は、晩秋特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で白坂芳文騎手（12戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイカザンをアタマ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月23日、中2週で迎えた14戦目は、ミヤノダービー記念（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で白坂芳文騎手（13戦11勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1994年）

2月4日、中5週で迎えた15戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、東海プリンス（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた16戦目は、東海プリンス（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた17戦目は、東海プリンス（名古屋ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた18戦目は、仲春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月8日、約6か月の休み明けで迎えた19戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、A3（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた20戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、福山市議会議長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドダイヤに3/4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

11月5日、中2週で迎えた21戦目は、A3（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた22戦目は、汐風賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた23戦目は、A3（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビソウダイセツから3/4馬身差の2着となった。

12月23日、中1週で迎えた24戦目は、A3（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1995年）

1月7日、中1週で迎えた25戦目は、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月22日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、A3（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg戻して迎えた27戦目は、鯛網カップ（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた28戦目は、荻田恭正騎手を鞍上に迎えて、福山さつき賞（福山ダート2250m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。