マキノロマン（2002年生、母タマビッグギャル）

マキノロマン（2002年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時16歳）と交配したタマビッグギャルが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は瀬口信正。戦績は、地方37戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、瀬口信正から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、瀬口信正から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、北海道馬主会によって420万円で落札された。

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

8月25日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンコーリーゼントに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中8週で迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのヘクタープロテクター賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（2005年）

4月1日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた5戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた6戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツリーオリンピアから4馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中3週で迎えた7戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般D3-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったライプブロッサムから3馬身差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のシェレルダンサーに半馬身の差をつけて制した。

9月8日、連闘で迎えた10戦目は、馬人特別（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、おうし座特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（7戦2勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のメイビーウインに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月5日、中1週で迎えた12戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったライプブロッサムから4馬身差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、平取町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた14戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2006年）

4月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、時計台特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた17戦目は、上富良野町美味かみふらのポーク特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、うらかわ優駿ビレッジ「アエル」特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた19戦目は、JA富川ルシナ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた20戦目は、プルート特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフエルマックスからアタマ差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた24戦目は、Aiba浦河周辺商店街特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月12日、中1週で迎えた25戦目は、アケルナル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた26戦目は、アルクトゥルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた27戦目は、ふたご座特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（12戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月25日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、一般D1-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた29戦目は、一般D1-3（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヤマノミルクを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5歳（2007年）

4月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた30戦目は、一般D1-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（13戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（14戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月8日、約3か月半の休養明けで迎えた32戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた33戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後はテンビーダンサーと並んで9着同着となった。

10月2日、中1週で迎えた35戦目は、一般D（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（15戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のローゼンフェイスをアタマ差制して5勝目を挙げた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、SJT第1戦シルバースパー賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

10月30日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた37戦目は、水と緑と大地特別（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（16戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。