グリーンプラザ（2001年生、母ミスティーグリーン）

グリーンプラザ（2001年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋広場」。毛色は鹿毛。種牡馬のラムタラ（当時9歳）と交配したミスティーグリーンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方25戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2006年の日高銀聖特別(一般C2-1)。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月3日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2004年）

3月14日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた4戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた6戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた12戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナンキングから2馬身差の2着に敗北した。

11月10日、連闘で迎えた13戦目は、一般D4-3（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤタイガーから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

4月27日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

5月10日、中1週で迎えた15戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンヴェルクからクビ差の2着に甘んじた。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラボーカイザーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた17戦目は、幌平橋特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイジェスに3馬身の差をつけて優勝

6月29日、中2週で迎えた18戦目は、星置特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた19戦目は、リゲル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスキングマンに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、ウイニングポスト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた21戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノグレイスから1馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中1週で迎えた22戦目は、キリン極烏ジュピターカップ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた23戦目は、ラスカルスズカ賞（旭川ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた24戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、アルニタク特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマイルホリデーから1馬身差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた25戦目は、キッケンクリス賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた26戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

11月2日、中1週で迎えた27戦目は、NOSAI日高特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。3着に入った。

11月8日、連闘で迎えた28戦目は、日本軽種馬登録協会特別（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。4着に入った。

5歳（2006年）

4月19日、約5か月半の休み明けで迎えた29戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（門別ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリティネイムに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、天然温泉札幌モエレ健康センター特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウィステリアノートに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた31戦目は、トウカイテイオー賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月31日、中1週で迎えた32戦目は、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジーエスコンコルドに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

6月28日、中3週で迎えた33戦目は、寿かき美肌特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

7月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、ボーンキング賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（9戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンモガンボからクビ差の2着に惜敗した。

10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた35戦目は、JAみついし花だより特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（10戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた36戦目は、JAしずない太陽の瞳特別（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（11戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。