アナザーゲート（2019年生、母メイショウアモーレ）

アナザーゲート（2019年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「別の門。北海道門別地区から連想」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時16歳）と交配したメイショウアモーレが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は絵笛牧場。主な勝ち鞍は2022年のおいでやすこが来場記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、絵笛牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、門別牧場によって550万円で落札された。

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月10日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

9月20日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

12月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は松本大輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

3歳（2022年）

2月2日、中5週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg戻して迎えた7戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1600m 内回り曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、新冠サラブレッド銀座賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は小野楓馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

6月30日、連闘で迎えた13戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、クチナシ特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた14戦目は、浦河町銀聖・いくら海の幸賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

7月21日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、三石蓬莱山賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた16戦目は、室蘭市市制施行100年特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

8月4日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で中越琉世騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた18戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のおいでやすこが来場記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンツカリフに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の小松酒造「万齢」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったクラフトマンシチーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田義貴騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したイレギュラーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月4日、中2週で迎えた23戦目は、おひつじ座特選（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田義貴騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

12月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、冬至特選（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田義貴騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したグレイトハンターを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月12日、中2週で迎えた25戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-9（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた27戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタガノヴァレンチに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた29戦目は、早花咲月賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた33戦目は、かに座特選（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた34戦目は、ケンタウルス座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた35戦目は、こぐま座特選（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた36戦目は、しし座特選（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は山田義貴騎手（14戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた37戦目は、いて座特選（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（15戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた38戦目は、こと座特選（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（16戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月19日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた39戦目は、立秋特選（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた40戦目は、おいでやすこがのうまてなしDX賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（17戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた41戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったアオイトランプに詰め切れず、3馬身差の2着となった。