ニシキワールド（1996年生、母フェニックスラブ）

ニシキワールド（1996年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のダイメイゴッツ（当時6歳）と交配したフェニックスラブが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長田牧場。戦績は、地方23戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長田牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

幣旗吉治厩舎（荒尾）へ入厩。

3歳（1999年）

1月11日、デビュー戦は中島洋三騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシルシークインからハナ差の2着に甘んじた。

2月6日、中3週で迎えた2戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨノエースに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブリリアンファイトに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

3月7日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中7週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた5戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2000年）

3月12日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg絞って迎えた6戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナギオーカンに4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハナヤバリューに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月9日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアリマテイオーをアタマ差制して5勝目を手に入れた。

5月14日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦2勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノタマナーからハナ差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノボルトップに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月13日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウルトラハピネスに半馬身の差をつけて優勝

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2001年）

1月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシビノケンシから5馬身差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた18戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイニチャンピオンをクビ差制して制した。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中4週で迎えた21戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。