バーブル（2017年生、母メイグレイス）
Babur
2017.04.22
バーブル（2017年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトゥザワールド（当時6歳）と交配したメイグレイスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は厚賀古川牧場。2020年のイーハトーブマイル(M3)で2着に入った他、2020年のイーハトーブマイル(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
岡島玉一厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2019年）
11月6日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。
12月16日、中5週で迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳C2一（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。
3歳（2020年）
1月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエムワンキングに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
2月18日、中5週で迎えた4戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトゥーヤングに6馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
3月17日、中3週で迎えた5戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特選（b）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
4月2日、中1週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春光賞 （a）（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。
6月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳B1二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったカフジリブラに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
6月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B1二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエリザベスキュートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。
8月10日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のいわて北緯40度葛巻町賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカフジリブラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて優勝
9月6日、中3週で迎えた10戦目は、一般B1四（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のローズドクレアに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
10月5日、中3週で迎えた11戦目は、一般B1一（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカフジリブラを半馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。
11月8日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したセシールにアタマ差届かず2着に惜敗した。
12月8日、中3週で迎えた13戦目は、寒椿特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のグランメガスマイルを3/4馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。
4歳（2021年）
2月16日、中9週で迎えた14戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るリベリュールを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月26日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリベリュールに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。
7月16日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、花氷特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のシンアンドケンを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。
8月16日、中3週で迎えた17戦目は、お盆もSPAT4で!ポイント10倍賞（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
10月4日、中6週で迎えた18戦目は、新規（登録）キャンペーン中!SPAT4賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったシンアンドケンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
11月19日、中6週で迎えた19戦目は、Make New Way賞（大井ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のモンサンラファータをクビ差振り切って勝利数を11に伸ばす
5歳（2022年）
5月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、赤坂賞（大井ダート1650m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
6月27日、中3週で迎えた21戦目は、小石川賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
8月15日、中6週で迎えた22戦目は、サマースターズ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（7戦3勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。
9月22日、中4週で迎えた23戦目は、ミザール賞（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
デビュー前
辻野豊厩舎（大井）へ入厩。
6歳（2023年）
9月21日、約12か月の休養明けで迎えた24戦目は、一般B3六（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。
10月29日、中4週で迎えた25戦目は、ポルックス賞（大井ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。
デビュー前
辻野豊厩舎（大井）へ入厩。
12月9日、中5週で迎えた26戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（10戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。
7歳（2024年）
1月25日、中6週で迎えた27戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（11戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。
2月16日、中2週で迎えた28戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、エリダヌス座特別（大井ダート1650m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラバテラリュージュをクビ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。