アイアイシリウス（1993年生、母アイアイフアミリー）
I.I.Sirius
1993.02.28
アイアイシリウス（1993年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスプレンデイドモーメント（当時10歳）と交配したアイアイフアミリーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）小岩ファーム。戦績は、地方39戦5勝2着4回。1998年の大井記念(ハンデ地方重賞)で3着に入った他、1998年のアフター5スター賞(ハンデ地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
中村健二厩舎（大井）へ入厩。
2歳（1995年）
7月25日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスセイハに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
8月14日、中2週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバクシンマーチから2馬身差の2着に敗北した。
9月12日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイネスシスカからクビ差の2着に甘んじた。
9月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノシラユリに1馬身の差をつけて優勝
10月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のなでしこ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチシスターに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月8日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライフテイオーをクビ差制して4勝目をマークした。
11月30日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の青雲賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバクシンマーチから5馬身差の2着に敗北した。
12月20日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライフテイオーに半馬身の差をつけて制した。
3歳（1996年）
2月19日、中8週で迎えた9戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。14着に敗れた。
3月26日、中4週で迎えた10戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の雲取賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月14日、中6週で迎えた11戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦4勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノウインからクビ差の2着となった。
7月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月8日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のスーパーダートダービー（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月9日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月29日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。
4歳（1997年）
1月16日、中2週で迎えた18戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦4勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。
5月1日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、地方重賞のTV埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（13戦4勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月21日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月24日、中4週で迎えた21戦目は、G1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月28日、中4週で迎えた22戦目は、地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月28日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月1日、中4週で迎えた24戦目は、武蔵野オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月29日、中3週で迎えた25戦目は、地方重賞のグランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月19日、中2週で迎えた26戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。
12月9日、中2週で迎えた27戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で脇本一幸騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月28日、中2週で迎えた28戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で脇本一幸騎手（9戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（1998年）
3月11日、中9週で迎えた29戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で脇本一幸騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。
4月16日、中4週で迎えた30戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で脇本一幸騎手（11戦1勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
5月14日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で脇本一幸騎手（12戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
6月24日、中5週で迎えた32戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で脇本一幸騎手（13戦1勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。
7月23日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で脇本一幸騎手（14戦1勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。
8月26日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で脇本一幸騎手（15戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
9月29日、中4週で迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で脇本一幸騎手（16戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
10月28日、中3週で迎えた36戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のグランドチャンピオン2000（大井ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。
6歳（1999年）
8月25日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた37戦目は、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（17戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
9月22日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（18戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。
10月28日、中4週で迎えた39戦目は、地方重賞のグランドチャンピオン2000（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（19戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。