第10回 グランドチャンピオン2000 (地方重賞)

レース展開

ゴールドヘッドとインテリパワー

ゴールドヘッドとインテリパワーが並んでハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。サプライズパワーとウルマデイゴが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはイナリコンコルドとコンサートボーイ。その1馬身後ろ、マキバスナイパーとウメノテイオーは中団前寄り。タイセイリーフとドラゴンジェイは中団後方の位置取り。ラシアンスキーは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはホクトオーロラ。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはサマーシャドウ。最後尾にアイアイシリウスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グランドチャンピオン2000、ゴールドヘッドが生得のスピードでハナを奪って、そのまま最後まで脚色緩まずトップでゴールを駆け抜ける

先頭はゴールドヘッドでリードは1馬身。単独の2番手にインテリパワーが続く。その直後、サプライズパワーが3番手。そのすぐ後ろ、イナリコンコルドが4番手。1馬身離れて、コンサートボーイが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走る2番人気のゴールドヘッド。そのままゴールドヘッドが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、3番手の位置から素晴らしい伸び脚で驀進した1番人気のサプライズパワーが続き、2着と2馬身半差の3着には、4番手の位置から強靭な末脚を披露したイナリコンコルドが入った。そこから2馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたインテリパワーが入線、さらにアタマ差の5着には、中団前目にいたマキバスナイパーが食い込んだ。