マキバスナイパー（1995年生、母スコールディング）
Makiba Sniper
1995.05.29
マキバスナイパー（1995年5月29日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のペキンリユウエン（当時18歳）と交配したスコールディングが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は（株）千葉新田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方66戦21勝2着10回。2001年の帝王賞GI(G1)に勝利した他、2001年のJBCクラシック(G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞7勝を挙げた。
経歴
デビュー前
北川亮厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（1998年）
1月4日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は492kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンファングに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
2月9日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイスギフトを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月16日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトシノフラワーにクビ差届かず2着に甘んじた。
4月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の槇特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
6月19日、中9週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
6月25日、連闘で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のレインボーオペラに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の彦星特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のトレシャインボーイをクビ差制して4勝目を奪取した。
7月28日、中0週で迎えた8戦目は、3歳戦のあさがお特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアズマエースを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
8月12日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦のメノウ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったハワイアンクリークにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
9月9日、中3週で迎えた10戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。13着に敗れた。
9月29日、中2週で迎えた11戦目は、アケルナル賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のストロングボーイを半馬身振り切って6勝目を挙げた。
10月11日、中1週で迎えた12戦目は、プロキオン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（10戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったキクオブメイスンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
10月22日、中1週で迎えた13戦目は、’98フレンドリーサドル特別（4）（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（11戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
11月23日、中4週で迎えた14戦目は、’98フレンドリーサドル特別（5）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（12戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
12月16日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
4歳（1999年）
1月11日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の新春盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（13戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るニイタカダンディを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。
1月28日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の睦月特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（14戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノウルフに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、ハンデ戦の卯月特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（15戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月7日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の’99グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（16戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヨシノテイオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
5月25日、中2週で迎えた20戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のよみうりランド皐月盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったインテリパワーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
6月23日、中3週で迎えた21戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったミナミノシェーバーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
7月22日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は左海誠二騎手（17戦9勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。
8月25日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（18戦9勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。
9月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（19戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のタイセイリーフに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。
10月28日、中4週で迎えた25戦目は、地方重賞のグランドチャンピオン2000（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（20戦10勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
11月30日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（21戦10勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイセイリーフに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
12月29日、中3週で迎えた27戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（22戦11勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
5歳（2000年）
1月26日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（23戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデリケートワンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。
2月16日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（24戦12勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマルダイキセキをアタマ差振り切って勝利数を13に伸ばす
3月8日、中2週で迎えた30戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（25戦13勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
4月26日、中6週で迎えた31戦目は、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（26戦13勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったマイターンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
5月22日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（27戦13勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。
6月22日、中3週で迎えた33戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（28戦13勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
8月9日、中6週で迎えた34戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（29戦13勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサプライズパワーから半馬身差の2着となった。
9月24日、中6週で迎えた35戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
10月31日、中4週で迎えた36戦目は、地方重賞のグランドチャンピオン2000（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（30戦13勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザサンクスを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月23日、中2週で迎えた37戦目は、G2の彩の国 浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（31戦14勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサプライズパワーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の重賞初制覇を果たした。
12月29日、中4週で迎えた38戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（32戦15勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。
6歳（2001年）
1月26日、中3週で迎えた39戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（33戦15勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（34戦15勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリガメエントキセキに4馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす
5月22日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた41戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（35戦16勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
6月26日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた42戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリージェントブラフに1馬身半の差をつけてG1ホースの称号を奪取した。
8月16日、中6週で迎えた43戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（36戦16勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月25日、中5週で迎えた44戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（37戦16勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るミヨノショウリを猛烈な末脚で半馬身差し切って勝利数を18に伸ばす
10月31日、中4週で迎えた45戦目は、G1のJBCクラシック（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（38戦17勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したレギュラーメンバーにクビ差届かず2着に惜敗した。
12月5日、中4週で迎えた46戦目は、G2の彩の国 浦和記念（浦和ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（39戦17勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
7歳（2002年）
6月19日、約6か月半の休養明けで迎えた47戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（40戦17勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。
7月22日、中4週で迎えた48戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（41戦17勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。
8月18日、中3週で迎えた49戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（42戦17勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
9月18日、中3週で迎えた50戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（43戦17勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のレイズスズランに1馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルを奪取した。
10月14日、中3週で迎えた51戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（44戦18勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。
11月28日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた52戦目は、G2の彩の国 浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（45戦18勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のベルモントアクターに2馬身の差をつけて同レース2勝目を挙げた。
8歳（2003年）
8月17日、約8か月半の休養明けで迎えた53戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（46戦19勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンコウシーザーに7馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。
9月15日、中3週で迎えた54戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（47戦20勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。
11月3日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた55戦目は、G1のJBCクラシック（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（48戦20勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に敗れた。
11月20日、中1週で迎えた56戦目は、G2の彩の国 浦和記念（浦和ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で左海誠二騎手（49戦20勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。
12月24日、中4週で迎えた57戦目は、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で左海誠二騎手（50戦20勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ファイブビーンズに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
9歳（2004年）
2月18日、中7週で迎えた58戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に59.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は16戦連続で左海誠二騎手（51戦20勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。
3月24日、中4週で迎えた59戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 小雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で左海誠二騎手（52戦20勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
5月4日、中5週で迎えた60戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の端午賞（高崎ダート2000m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月6日、中4週で迎えた61戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の坂東太郎賞（高崎ダート1900m 雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月20日、中1週で迎えた62戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、赤城山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた63戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のフレンドリーカップ（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォースキックからハナ差の2着に惜敗した。
8月15日、中5週で迎えた64戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月8日、中2週で迎えた65戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。
9月26日、中2週で迎えた66戦目は、地方重賞の高崎記念（高崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月10日、中1週で迎えた67戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。