第11回 グランドチャンピオン2000 (地方重賞)

レース展開

オリオンザサンクスがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むゴールドヘッド

オリオンザサンクスがハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にゴールドヘッドが続く。そのあと、トミケンライデンが3番手の絶好位につける。その後ろ、サプライズパワーは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはマキバスナイパー。その1馬身後ろ、トウケイメモリーは中団前目。インテリパワーは中団馬群の真ん中あたりを追走。ケンチャムは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、ダイゴアルタスが9番手。続いて、セイエイツートップとラシアンスキーが10番手。モンスターは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはキクオブメイスン。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはオペラハット。殿にワールドスペクターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グランドチャンピオン2000、マキバスナイパーが強みである自在性を活かした隙のない立ち回りで優勝

先頭はオリオンザサンクスでリードは1馬身。単独の2番手にゴールドヘッドが続く。その後ろ、マキバスナイパーが3番手。そのすぐ後ろ、サプライズパワーが4番手。1馬身離れて、トウケイメモリーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるオリオンザサンクス。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたマキバスナイパーが別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったオリオンザサンクスが続き、2着と4馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったトウケイメモリーが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えた1番人気のサプライズパワーが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団前目にいたインテリパワーが食い込んだ。2番人気のゴールドヘッドは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。