スマートサヴァラン（2016年生、母スプリングアウェク）
Smart Savarin
2016.03.22
スマートサヴァラン（2016年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時20歳）と交配したスプリングアウェクが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタツヤファーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳未勝利。
経歴
デビュー前
古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2018年）
7月7日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は458kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。
7月14日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
8月4日、中2週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。
10月14日、中9週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラーナハズヌードを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。
11月10日、中3週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。
12月2日、中2週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。
3歳（2019年）
1月19日、中6週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。
4歳（2020年）
1月26日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。
2月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。
2020年2月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
3月31日、中6週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた10戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
5月4日、中4週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六ウ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったデュアリティに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
6月18日、中5週で迎えた12戦目は、馬い!小松菜を食べよう記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた13戦目は、今だけ浦和限定キャンペーン!SPAT4賞（浦和ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。
7月20日、中2週で迎えた14戦目は、馬い!ブドウジャムを食べよう記念（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。
8月16日、中3週で迎えた15戦目は、夏だ大井だSPAT4だ!10倍祭り賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。
12月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた17戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、剛勇賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。
5歳（2021年）
1月14日、中3週で迎えた18戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、馬い!?大寒卵とご飯を食べよう（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
2月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、競馬ブック、はじめました。（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
2月23日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた20戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
3月23日、中3週で迎えた21戦目は、ひめたん2歳お誕生日記念 4歳以上特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。
4月6日、中1週で迎えた22戦目は、卓球大会ひめたんカップ（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
4月27日、中2週で迎えた23戦目は、惜春特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた24戦目は、新緑特別（園田ダート820m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
5月28日、中1週で迎えた25戦目は、ハイビスカス賞（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
6月16日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
7月16日、中1週で迎えた28戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。
8月6日、中2週で迎えた29戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。
8月20日、中1週で迎えた30戦目は、サルビア賞（園田ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
9月8日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。
9月22日、中1週で迎えた32戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR園田 第2戦（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。
10月8日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。
11月10日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C2 C3（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
12月2日、中2週で迎えた36戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったデルマアミダに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
12月15日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C2 C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。
6歳（2022年）
1月20日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C2 C3（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったミッドホエールに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
2月10日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C3（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。
2022年3月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。
デビュー前
溝橋利喜夫厩舎（兵庫）へ入厩。
3月2日、デビュー戦は小谷周平騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3（園田ダート820m 曇/重）に出走。10頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。