ダブルアーチャー（2004年生、母ティーケーソフィア）

ダブルアーチャー（2004年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトロットサンダー（当時15歳）と交配したティーケーソフィアが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、地方23戦6勝2着5回。2007年のMRO金賞(地方重賞)で3着に入った他、2007年の北日本新聞杯(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中川一男厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2006年）

10月24日、デビュー戦は端勝成騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は437kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るナリショーサンデーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた2戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナリショーサンデーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

12月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフラワーチャームに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フアンノネガイに交わされて3馬身差の2着となった。

12月26日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラフブキオーに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

3歳（2007年）

1月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマツノショウマを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月17日、中0週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦4勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月1日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（10戦4勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月14日、連闘で迎えた14戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るホワイトイナバウアを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って6勝目をマークした。

6月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（12戦5勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

7月23日、中5週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた17戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白百合賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月3日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツノショウマを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（14戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルハチヘラクレスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（15戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エバータイムにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月14日、中1週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた23戦目は、はまぎく特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（16戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スイートローレルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。