キヨラカラッキー（1994年生、母フサイチテクミ）

キヨラカラッキー（1994年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時20歳）と交配したフサイチテクミが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方32戦8勝2着8回。主な勝ち鞍は1999年の根子岳特設(一般B1)。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

5月17日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小屋敷昭騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

9月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、3着に入った。

10月1日、中0週で迎えた8戦目は、3歳戦のコスモス賞ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた9戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（9戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

4歳（1998年）

2月22日、中9週で迎えた14戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったノアチャンピオンから2馬身差の2着となった。

3月14日、中2週で迎えた15戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオプトライアンから5馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中3週で迎えた16戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルフランカーをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中2週で迎えた17戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆三騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆三騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユーセイヒリューに3馬身の差をつけて優勝

6月8日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆三騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーセイヒリューから半馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中4週で迎えた20戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた21戦目は、あらお荒炎杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディジョイフルに6馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月23日、中2週で迎えた22戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブイマインから4馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウコンから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1999年）

3月13日、約5か月半の休み明けで迎えた24戦目は、三石こんぶ特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆三騎手（9戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のネヴァダキットに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

3月29日、中1週で迎えた25戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆三騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシュールアラビアンに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

4月18日、中2週で迎えた26戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた27戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた28戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイチハードをアタマ差制して6勝目を奪取した。

6月27日、中2週で迎えた29戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1900m 小雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアレスから4馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中2週で迎えた30戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアレスに半馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

8月13日、中3週で迎えた31戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチハードから半馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中3週で迎えた32戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月16日、中4週で迎えた33戦目は、中岳特設（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた34戦目は、FM中九州特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた35戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、サラブレッド大賞典ステップ（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた36戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた37戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた38戦目は、フェニックス特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケカシンイチロウから1馬身差の2着となった。

2月27日、中2週で迎えた39戦目は、三石こんぶ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた40戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた41戦目は、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた42戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナギコバンに3馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

11月13日、約6か月半の休み明けで迎えた43戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤孝鎮騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた44戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で後藤孝鎮騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。