ショウリノリボン（1999年生、母ヨウメイセンス）

ショウリノリボン（1999年6月10日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時24歳）と交配したヨウメイセンスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元茂牧場。戦績は、地方40戦9勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年のルビー特別(アラ系一般A)。

経歴

デビュー前

中川一男厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2001年）

11月10日、デビュー戦は殿田倫之騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は453kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

12月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コズミックレイに半馬身交わされて2着となった。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で殿田倫之騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

3歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた5戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 雪/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアニマルホープに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月20日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エムテイラインに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガマキングに4馬身の差をつけて制した。

6月17日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ショウリノチケットに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた14戦目は、曽々木賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフジノタカラにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で殿田倫之騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハリマフドウを3/4馬身振り切って優勝

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、長月特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で殿田倫之騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で殿田倫之騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチャンピオンマサルを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

11月5日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で殿田倫之騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトライバルドーレに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月17日、中1週で迎えた19戦目は、ペプシコーラ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で殿田倫之騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチャンピオンマサルを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月26日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で殿田倫之騎手（12戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアニマルホープを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアニマルホープに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月22日、中1週で迎えた22戦目は、たこやきたこ太郎特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンダーゼウスに2馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

4歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタマノセンプーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（10戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジピックスに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月22日、中1週で迎えた25戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（11戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月23日、中8週で迎えた26戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、夏至特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

8月17日、中7週で迎えた27戦目は、ペプシコーラ特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（12戦6勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（13戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月5日、中3週で迎えた29戦目は、大倉岳特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（14戦6勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた30戦目は、北陸コカ・コーラボトリング（株）（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（15戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた31戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（16戦6勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月17日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（17戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジピックスに1馬身半の差をつけて優勝

12月1日、中1週で迎えた33戦目は、晩秋特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦のアラブクイーン賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（18戦7勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

5歳（2004年）

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた36戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた38戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

7月5日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。