ワタリハンター（1999年生、母カネヤマカザン）

ワタリハンター（1999年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時8歳）と交配したカネヤマカザンが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、地方21戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

太田勝雄厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2001年）

9月2日、デビュー戦は前野幸一騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳A3（上山ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系2歳A3（上山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコモヒメハイパーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月9日、中3週で迎えた3戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳A1（上山ダート1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネキヨシに8馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳A1（上山ダート1500m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアオイフレンドに5馬身の差をつけて制した。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳A1（上山ダート1500m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノコナンからアタマ差の2着に甘んじた。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の若竹賞（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江川伸幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホマレリクオーから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

2月3日、中8週で迎えた8戦目は、越智誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフォートワースに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月16日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で越智誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモシロトーザイから2馬身半差の2着に敗北した。

3月9日、中2週で迎えた10戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノホマレに半馬身の差をつけて5勝目を収める

4月21日、中5週で迎えた11戦目は、3歳戦のデイリースポーツ賞（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサから2馬身半差の2着となった。

8月16日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、サッポロビール杯（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモリノシルキーに3馬身の差をつけて6勝目をマークした。

9月10日、中3週で迎えた13戦目は、ハローアラブ銀杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミルフィーユアレスからクビ差の2着に甘んじた。

10月8日、中3週で迎えた14戦目は、家族でパチリ七五三! 大泉写真館大賞典（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキヌカゴゼンに3/4馬身の差をつけて制した。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、ニットー商事杯（上山ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のコスモス賞（上山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

12月30日、中7週で迎えた17戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A5-7（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツルギガロンに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2003年）

1月11日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般A3（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアスカタイヨーに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月14日、約9か月の休み明けで迎えた19戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた20戦目は、千駄木岩波歯科医院落成記念（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は江川伸幸騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた21戦目は、吉田一昭盃（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。