ベストオピニオン（1993年生、母ベストチヨイス）

ベストオピニオン（1993年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のダイナレター（当時9歳）と交配したベストチヨイスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は池田ファーム。戦績は、地方39戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の如月特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

飯野文明厩舎（大井）へ入厩。

4歳（1997年）

1月13日、デビュー戦は佐々木洋一騎手を鞍上に据えて、5歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は507kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコアレスジェットに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた2戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月9日、中0週で迎えた3戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた4戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月25日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、5歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木洋一騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月20日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、5歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木洋一騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月30日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木洋一騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3八九（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐々木洋一騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月28日、中8週で迎えた11戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったアリダブームから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（1998年）

1月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3五（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフジノワイドスルーに1馬身半の差をつけて優勝

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るアズマゴールドを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

2月21日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の5歳C3（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアミフジランナーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るコキンヌを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のファミリーダンランをアタマ差振り切って優勝

4月12日、中1週で迎えた17戦目は、獅子座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

7月22日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（8戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、涼風特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、葉月特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた21戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、観月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた22戦目は、葛飾区特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた23戦目は、千代田区特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったダンツフロンティアに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6歳（1999年）

1月1日、中0週で迎えた28戦目は、一般C1六七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のチェンジシーンをクビ差振り切って優勝

1月19日、中2週で迎えた29戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた30戦目は、如月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（11戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトサノエンデバーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月27日、中2週で迎えた31戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイチコウイナリに1馬身の差をつけて8勝目を収める

3月21日、中2週で迎えた32戦目は、陽春賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（9戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた33戦目は、トゥインクルワイド賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月28日、中6週で迎えた34戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のシューティングスター賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

10月28日、約5か月の休養明けで迎えた35戦目は、國平幸一騎手を鞍上に迎えて、ハッピーナイト賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた36戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた37戦目は、冬木立賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた38戦目は、グッバイラビット賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木洋一騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた39戦目は、上杉昌宏騎手を鞍上に迎えて、初富士特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。