アンテルファイター（1995年生、母ラカーナバル）

アンテルファイター（1995年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のツータイミング（当時9歳）と交配したラカーナバルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、地方55戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の滝野川特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

渡部則夫厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

12月27日、デビュー戦は朝倉実騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシャインヒミコに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1998年）

7月24日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

12月22日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

4歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた5戦目は、5歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた6戦目は、5歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は朝倉実騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた7戦目は、5歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したナイキマインドに半馬身届かず2着となった。

3月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のベストゴアに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、滝野川特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で朝倉実騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサイコークロノスに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

4月15日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で朝倉実騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた11戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で朝倉実騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2000年）

6月4日、約12か月半の休養明けで迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、早乙女特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた13戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、さざなみ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、ニシノムサシに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、碑文谷特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフェアーフレッシュを3/4馬身振り切って休養明けの一戦を制した。

12月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6歳（2001年）

1月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、スプリンエイトに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6月27日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、十勝ワイン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた26戦目は、太陽の瞳特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月26日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で星野純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた28戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、ふらのクリーンライス特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。5着を確保した。

9月4日、中1週で迎えた29戦目は、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた30戦目は、アンタレス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、新冠サラブレッド銀座特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた32戦目は、勇払特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた33戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、富川特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた34戦目は、静内特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のツギタテヒカリに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。

11月29日、中1週で迎えた35戦目は、駒丘特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（2002年）

1月13日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた36戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカグラトップに3馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

2月2日、中2週で迎えた37戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、こぶし特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた38戦目は、すみれ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、約8か月の休み明けで迎えた39戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた40戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた42戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクアンタレスに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月30日、中1週で迎えた43戦目は、磐井川特別（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8歳（2003年）

1月7日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月13日、約3か月の休養明けで迎えた45戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた46戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた51戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた53戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた54戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた55戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。