ロジャーラビット（1987年生、母サンエイシャーク）

ロジャーラビット（1987年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時22歳）と交配したサンエイシャークが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は渡辺隆。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年のしらさぎ賞。

経歴

デビュー前

長谷川三郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1989年）

8月10日、デビュー戦は佐々木竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスチヅルに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒラヨシプリンスに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳戦のカトレア特別 1組（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノパツシヨンに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3歳（1990年）

2月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の水仙特別 1組（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルソードに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月11日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のクローバー特別 1組（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木竹見騎手（5戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヒロダンサーに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のカーネーション特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木竹見騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユニオンリーダーから1馬身半差の2着に敗北した。

5月31日、中2週で迎えた8戦目は、武蔵特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木竹見騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月12日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のしらさぎ賞（浦和ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木竹見騎手（8戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のランドサターンに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月31日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、京葉盃（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木竹見騎手（9戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツクレペロに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月28日、中3週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールドカップ（浦和ダート2000m 雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた12戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1991年）

1月30日、中5週で迎えた13戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（10戦7勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた14戦目は、TVK盃（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（11戦7勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月21日、約9か月の休み明けで迎えた15戦目は、ノベンバーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（12戦7勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた16戦目は、ディセンバーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（13戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウタイムをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

5歳（1992年）

1月15日、中3週で迎えた17戦目は、よみうりランド新春盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（14戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイニゾンからクビ差の2着に甘んじた。

2月11日、中3週で迎えた18戦目は、フエブラリーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木竹見騎手（15戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウタイムに3馬身の差をつけて9勝目を獲得した。

3月28日、中6週で迎えた19戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、船橋ステークス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた20戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、丹沢ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた21戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の立夏ステークス（東京ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた22戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のむらさき賞（東京芝1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。