サツマオトコ（1990年生、母リニアリマンド）

サツマオトコ（1990年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴライタス（当時10歳）と交配したリニアリマンドが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ニシケンファーム。戦績は、中央平地10戦1勝2着3回、地方31戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

5月9日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャトールーカンにクビ差交わされて2着となった。

5月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったサマニベッピンにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテンユーテンサンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカルストンテリブルに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1994年）

7月8日、約8か月の休み明けで迎えた11戦目は、白坂芳文騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月9日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で白坂芳文騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白坂芳文騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったチョウネクタイから1馬身半差の2着に敗北した。

9月30日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で白坂芳文騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた15戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は白坂芳文騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（1995年）

7月23日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般C4ヘ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月18日、中5週で迎えた19戦目は、一般C4ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマザホームランからクビ差の2着に甘んじた。

9月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C4ニ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で福重正吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったララアミーナから半馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、荒巻透騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福重正吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた23戦目は、一般C4ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福重正吾騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福重正吾騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で福重正吾騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1996年）

2月4日、中6週で迎えた28戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた29戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた30戦目は、小田部和磨騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアロマダンサーからアタマ差の2着となった。

4月29日、中2週で迎えた31戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマイロサポーターからクビ差の2着に甘んじた。

5月19日、中1週で迎えた33戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトクノレナードに1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月16日、中3週で迎えた34戦目は、鹿児島県桜島賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた35戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた36戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は小田部和磨騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた38戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた39戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。