ミッシーシャロム（2000年生、母トレードウインド）

ミッシーシャロム（2000年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「お嬢様＋挨拶の言葉（ヘブライ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のジェニュイン（当時8歳）と交配したトレードウインドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方32戦7勝2着4回。2003年のシクラメン賞に勝利した他、2002年の銀杏賞を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

幣旗吉昭厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2002年）

6月19日、デビュー戦は古泉悟騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシアトルワールドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーカードに約14馬身の大差をつけて勝利をモノにする

8月3日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた4戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキャンディガールに約13馬身の大差をつけて3勝目をマークした。

10月26日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンの銀杏賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクマモトジョウに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月27日、中4週で迎えた7戦目は、2歳G3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で古泉悟騎手（6戦4勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で古泉悟騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

3歳（2003年）

1月26日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で古泉悟騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた10戦目は、3歳オープンのシクラメン賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で古泉悟騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセカンドセルフに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4月13日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で古泉悟騎手（10戦5勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月23日、中0週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で古泉悟騎手（11戦5勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で古泉悟騎手（12戦5勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で古泉悟騎手（13戦5勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の若戸特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で古泉悟騎手（14戦5勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた16戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナントウジーニャスに6馬身の差をつけて6勝目を手にした。

10月1日、中2週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の肥後菊賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた18戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスジャッズから1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた19戦目は、3歳地方重賞の九州菊花賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

4歳（2004年）

1月20日、中9週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた20戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月24日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（15戦5勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（16戦5勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた23戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（17戦5勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパッションスターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月1日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（18戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（19戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシャインアイモードに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月30日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（20戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古泉悟騎手（21戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた28戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古泉悟騎手（22戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中5週で迎えた29戦目は、荒尾ふれあい朝市特設（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で古泉悟騎手（23戦6勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカプリコルノから1馬身半差の2着となった。

10月20日、中3週で迎えた30戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、全日本レディース招待天草パールセンター杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中0週で迎えた31戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は古泉悟騎手（24戦6勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月28日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（25戦6勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた33戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（26戦6勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2005年）

1月2日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（27戦6勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた35戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（28戦6勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンゴクトップランからハナ差の2着に惜敗した。

2月22日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（29戦6勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月27日、中8週で迎えた37戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。