スターローズ（2012年生、母ローズカーニバル）

スターローズ（2012年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートボーイ（当時17歳）と交配したローズカーニバルが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方36戦7勝2着2回。2015年のユングフラウ賞(牝S2)に勝利した他、2015年の東京プリンセス賞(牝S1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

4月23日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったゲットザグルーブにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカンベエに7馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

10月8日、中9週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るユヅルノオンガエシを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

10月30日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシケンツルギを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のブロッサムカップ（門別ダート1200m 雪/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴァイタルプリンスに6馬身の差をつけて1番人気に応えた。

3歳（2015年）

1月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメガンテを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月18日、中5週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳S2のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るリボンスティックを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って6勝目を奪取した。

3月25日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したティーズアライズを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦3勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦3勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

4歳（2016年）

1月22日、中2週で迎えた18戦目は、鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦3勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の駿麗賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦3勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月24日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のティアラカップ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山崎誠士騎手（10戦3勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月27日、中4週で迎えた21戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定S3のしらさぎ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

10月20日、約6か月の休み明けで迎えた22戦目は、ハンデ戦の陽月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた23戦目は、一茶特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた24戦目は、柊特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5歳（2017年）

1月13日、中4週で迎えた25戦目は、鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

2月3日、中2週で迎えた26戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、「ご縁の国しまね」特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の梅花賞（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた28戦目は、三咲特別（船橋ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハニームーンを半馬身振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

4月14日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の伊勢海老特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた30戦目は、端午特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた31戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

6月22日、中3週で迎えた32戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の文月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（12戦3勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた35戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のフリオーソレジェンドカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の長月特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。