バンブーボカ（2000年生、母スプリングバンブー）

バンブーボカ（2000年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アルゼンチンサッカークラブチーム名」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時15歳）と交配したスプリングバンブーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、地方36戦13勝2着5回。2004年のとちぎマロニエカップ(G3)で2着に入った他、2005年の兵庫ゴールドトロフィー(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2004年）

5月18日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミスピーディに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月2日、中1週で迎えた2戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノキオウをクビ差制して2勝目を手にした。

6月17日、中1週で迎えた3戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミロングに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカノトレジャーから半馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、オメガ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーシルキーに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月9日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、日高管内商工会青年部特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のトランスマジックに3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

9月21日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、サザンクロス特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエアゴーギャンをクビ差制して勝利を手中に収めた。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、ダイタクリーヴァ賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤正弘騎手（7戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングチーフに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月11日、中4週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムアラシからハナ差の2着に惜敗した。

12月7日、中3週で迎えた10戦目は、G3のとちぎマロニエカップ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は斉藤正弘騎手（8戦7勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったノボトゥルーからクビ差の2着となった。

5歳（2005年）

5月5日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（9戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスローンフォルをクビ差振り切って久々の一戦をモノにした。

6月9日、中4週で迎えた12戦目は、アドマイヤコジーン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（10戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るライトクラウンを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って優勝

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（11戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

8月17日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、中7週で迎えた16戦目は、ハンデ地方重賞の瑞穂賞（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスローンフォルに3/4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月10日、中3週で迎えた17戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビーファイターに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月28日、中6週で迎えた18戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2006年）

7月19日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、日高軽種馬共同育成公社特別（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンマルアンサーから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中3週で迎えた20戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、G1のJBCマイル（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（5戦2勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

12月28日、中7週で迎えた22戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7歳（2007年）

6月7日、約5か月半の休み明けで迎えた23戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイベストをハナ差制して圧倒的人気に応えた。

7月5日、中3週で迎えた24戦目は、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラハーンから1馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中3週で迎えた25戦目は、ディープインパクト・プレミアムII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた26戦目は、Jpn2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

9月13日、中3週で迎えた27戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の瑞穂賞（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8歳（2008年）

7月16日、約10か月の休養明けで迎えた28戦目は、ブラックホーク賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイダイダンツをクビ差制して久方ぶりの実戦を物にした。

11月6日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、NOSAI日高特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

9歳（2009年）

7月2日、約8か月の休み明けで迎えた30戦目は、応援ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた31戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、ディープインパクト・プレミアム2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の繁盛店の生特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた33戦目は、BTC利用者振興会特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた34戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、サウスヴィグラス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた35戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた36戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。