サクラハーン（1999年生、母サクラセクレテーム）

サクラハーン（1999年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時15歳）と交配したサクラセクレテームが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地17戦3勝、地方58戦11勝2着12回。2004年の卯月オープン(A1以下ハンデ)に勝利した他、2005年のふさの国オープンを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月19日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

9月29日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のゲンパチコジーンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月27日、中3週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた5戦目は、2歳500万下のオキザリス賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3歳（2002年）

3月17日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナリタキセキボーイをハナ差振り切って2勝目を奪取した。

4月21日、中2週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの橘ステークス（京都芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた9戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた10戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

9月22日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の塩沢特別（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飯坂特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアサカブレイヴリーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの福島民友カップ（福島ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

12月22日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の2002フェアウェルステークス（中山ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の負けじ魂を発揮してゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

4歳（2003年）

1月25日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

2月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の北山ステークス（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

3月16日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上1600万下の甲南ステークス（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

9月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の長月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ブラウンデザートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月1日、中2週で迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の神無月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月6日、中4週で迎えた20戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のトパーズ特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったサクラカチドキにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の霜月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた22戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の師走特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

5歳（2004年）

2月9日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアメジスト特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた24戦目は、おぼろ月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のマーチ特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったトミケンマイルズに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中4週で迎えた26戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの卯月オープン（川崎ダート1600m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトライアンフトーチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

5月7日、連闘で迎えた27戦目は、ハンデ戦の五月会盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカセギガシラに2馬身の差をつけて優勝

5月27日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の皐月盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったアイアンハヤブサに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、約6か月の休養明けで迎えた29戦目は、ハンデ戦のノベンバー特別（船橋ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のトップギャラントに2馬身の差をつけて6勝目を収める

6歳（2005年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた31戦目は、ハンデ戦の新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったゴシップコラムにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月2日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた33戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた34戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

5月5日、中6週で迎えた35戦目は、G1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は佐藤隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた36戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ふさの国オープン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた37戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ルースリンドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中2週で迎えた39戦目は、地方重賞のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた40戦目は、ふさの国オープン（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（8戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のゼンノサンタアニタをアタマ差振り切って7勝目を掴み取った。

10月19日、中3週で迎えた41戦目は、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったケイアイミリオンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’05ムーンライトカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月15日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた43戦目は、ふさの国オープン（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は内田博幸騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

7歳（2006年）

1月12日、中3週で迎えた44戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

2月15日、中4週で迎えた45戦目は、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤裕太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

6月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた46戦目は、ハンデ戦のムーンストーン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

7月21日、中4週で迎えた47戦目は、地方重賞のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

9月28日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた48戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ヘクタープロテクター賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットボーイに1馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

10月12日、中1週で迎えた49戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイギャラントから4馬身差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた50戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイギャラントに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた51戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインヴァリッドに5馬身の差をつけて優勝

8歳（2007年）

4月26日、約5か月半の休み明けで迎えた52戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた53戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、タイムパラドックス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のビーファイターに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月21日、中3週で迎えた54戦目は、ブラックホーク賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウエイベストから半馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた55戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーボカに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月19日、中1週で迎えた56戦目は、ディープインパクト・プレミアムI（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた57戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、北海道えぞ松特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた58戦目は、ディープインパクト・プレミアムIII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイベストに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月13日、中1週で迎えた59戦目は、地方重賞の瑞穂賞（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月25日、中5週で迎えた60戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るベルモントミサンガをアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

11月8日、中1週で迎えた61戦目は、NOSAI日高特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナイキデラックスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9歳（2008年）

5月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた62戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコウエイベストを半馬身振り切って休み明けの一戦を物にした。

7月3日、中7週で迎えた63戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ノーリーズン賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた64戦目は、サッポロクラシック特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた65戦目は、ディープインパクト・プレミアム3（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた66戦目は、キッケンクリス賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた67戦目は、新ひだか町特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた68戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、NOSAI日高特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた69戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10歳（2009年）

5月6日、約5か月半の休養明けで迎えた70戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（5戦4勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた71戦目は、ジャイアントレッカー賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（6戦4勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、モエレエトワールに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた72戦目は、ディープインパクト・プレミアム1（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（7戦4勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた73戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（8戦4勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11歳（2010年）

7月1日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた74戦目は、ファルブラヴ賞（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた75戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の星雲賞（門別ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。