アポロパトリオット（2004年生、母グリーンフレイア）

アポロパトリオット（2004年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋迎撃ミサイルの名称」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したグリーンフレイアが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）上井農場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方52戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

2歳のとき、大作ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月4日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキングオーサムを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

12月23日、中2週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3歳（2007年）

1月13日、中2週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黒竹賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

8月4日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

4歳（2008年）

3月24日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた6戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて最後はガッサンシャトルと並んで5着同着となった。

5月6日、連闘で迎えた9戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6月7日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般B1三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヘライカントリーに1馬身1/4の差をつけて久々に白星を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた11戦目は、白神賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、チャペルノーザンクロス杯（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヘライカントリーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた14戦目は、江刺夏まつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた16戦目は、元気です!岩手レース（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、みやこ秋まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月11日、中3週で迎えた18戦目は、ハロコミカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアルゴを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

10月26日、中1週で迎えた19戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、馬仙峡レース（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイジーウォリアに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、秋嶺賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したステニスハートを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた21戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラアリエルに2馬身の差をつけて優勝

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（水沢ダート1900m 雪/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6歳（2010年）

5月2日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、テレビ岩手5きげんライフ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた24戦目は、盛岡YOSAKOIさんさレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（14戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた25戦目は、囲炉裏で聞く遠野の昔話レース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2一（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた27戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、ジュライカップ（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた28戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた29戦目は、宮古川井やまびこフェスタレース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2二（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた31戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン23（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた32戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、シルバースパー賞（盛岡ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた33戦目は、盛岡市農業まつりレース（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2三（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた35戦目は、葉山めがね橋レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヨイチクローンに1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた37戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた38戦目は、たねいちウニまつりレース（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7歳（2011年）

1月8日、中1週で迎えた39戦目は、千厩アイスアリーナレース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

5月14日、約4か月の休養明けで迎えた40戦目は、がんばろう山田（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月6日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた42戦目は、賢治のイーハトーブまつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた43戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、地ビールフェスティバルレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた44戦目は、つなぎ温泉御所湖まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた45戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したシルキーフェザントを差し切れず、2馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた46戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、JRA VS 岩手競馬第2戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のケイジーウィザードをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

8月28日、中1週で迎えた47戦目は、田瀬湖賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

9月4日、連闘で迎えた48戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したローランダイキチに3/4馬身届かず2着となった。

9月17日、中1週で迎えた49戦目は、北上みちのく民俗村レース（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた50戦目は、愛されて25年大森ワインレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた51戦目は、奥州市消防記念館レース（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月31日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた52戦目は、盛岡津志田芋レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた53戦目は、鏡岩レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月28日、中1週で迎えた54戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったトーホクスピリットに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた55戦目は、みちゃおきいちゃおIBC賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキタサンアイドルをクビ差振り切って優勝

12月26日、中1週で迎えた56戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、ディセンバーカップ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8歳（2012年）

1月2日、連闘で迎えた57戦目は、初夢恵比寿レース（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。