ダイワアドバンス（1995年生、母ゴールドコンデ）

Daiwa Advance

1995.03.14

ダイワアドバンス（1995年3月14日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のTheatrical（当時13歳）と交配したゴールドコンデが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害2戦0勝、地方27戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

8月22日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

10月25日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

11月17日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅花特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、連闘で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月20日、連闘で迎えた8戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず13着に敗れた。

4歳（1999年）

5月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、5歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた10戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月29日、中7週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた12戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったノムラクララから2馬身半差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた16戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のセントナショナルをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた19戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月11日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2000年）

3月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクサターンに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月18日、中1週で迎えた22戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウエスタンドラムに7馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

4月8日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイシノナイトを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた25戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

9月30日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた29戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月3日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は成松修一騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコトブキビートを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた34戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は成松修一騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。