フジノカゼノオー（1992年生、母フジノシユンジユウ）

フジノカゼノオー（1992年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルトルーン（当時10歳）と交配したフジノシユンジユウが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）不二牧場。戦績は、地方27戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年のメトロポリタン特別(B3二)。

経歴

デビュー前

柿本政義厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1995年）

1月10日、デビュー戦は柿本政男騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のショウハイアラシに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月14日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイムリーに3/4馬身の差をつけて2勝目を収める

8月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月29日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1996年）

1月11日、中1週で迎えた7戦目は、なずな特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿本政男騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のギニョールに9馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿本政男騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿本政男騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトワノサンシャインに半馬身の差をつけて4勝目を手にした。

3月19日、中3週で迎えた10戦目は、春風特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柿本政男騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイリンコスモスから3馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中3週で迎えた11戦目は、陽春特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柿本政男騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトダブリンに2馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

10月23日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコモバートルから1馬身半差の2着となった。

11月21日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柿本政男騎手（11戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた15戦目は、クリスマス特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1997年）

1月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（14戦5勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手（15戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のリスポンスパワーに4馬身の差をつけて6勝目を収める

3月6日、中2週で迎えた18戦目は、早春特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手（16戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターダイゼンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月7日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、メトロポリタン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿本政男騎手（17戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアイサダカチドキに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6歳（1998年）

3月20日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた20戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、春霞特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

11月26日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた21戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柿本政男騎手（18戦8勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた22戦目は、銀河特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（19戦8勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

7歳（1999年）

1月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C1七（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（20戦8勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のボールドマスターをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1五イ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（21戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したエスピッドエンゼルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月19日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手（22戦9勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキシシノマイに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月8日、中2週で迎えた26戦目は、花吹雪特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手（23戦10勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったディパーチャーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10歳（2002年）

7月24日、約40か月の休み明けで迎えた27戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。