トミケンクイン（1994年生、母コウギヨウスター）

トミケンクイン（1994年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイヤモンドショール（当時15歳）と交配したコウギヨウスターが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は芦谷清太。戦績は、地方18戦10勝2着2回。1998年のTCK女王盃(牝G3)に勝利した他、1997年の岐阜金賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

荒川友司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1996年）

12月27日、デビュー戦は次井武史騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のライデンオーカンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1997年）

1月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で次井武史騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のスターペスハートに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で次井武史騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジューンパイレーツに9馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

6月18日、中3週で迎えた7戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサラ・クイーン特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカサンキューをクビ差制して優勝

8月13日、中4週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタツミカイウンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月10日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイソノメリーに2馬身の差をつけて6勝目を手にした。

9月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は次井武史騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のルーチェテイオーをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

10月22日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミケンライデンから4馬身差の2着となった。

11月19日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で次井武史騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサダムリュウから3/4馬身差の2着となった。

12月12日、中2週で迎えた14戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で次井武史騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサダムリュウに4馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

4歳（1998年）

1月14日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の金沢・笠松ジョッキークラブ（P）（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスホーマに2馬身の差をつけて優勝

2月4日、中2週で迎えた16戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3のTCK女王盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るエフテーサッチを3/4馬身差し切って重賞初挑戦初制覇を果たした。

3月15日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦でオープンのマーチカップ（P）（笠松ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は次井武史騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、牝馬限定G3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。