トウショウイージー（1983年生、母ルピートウシヨウ）

トウショウイージー（1983年6月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のロングフアスト（当時11歳）と交配したルピートウシヨウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地21戦3勝2着2回、中央障害9戦6勝2着2回。1989年の新潟障害ステークス(障害4歳以上オープン)に勝利した他、1986年のヒヤシンス賞(オープン)を制するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

8月11日、9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月7日、5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカーネルジョオーに3馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

9月28日、10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月12日、5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリシャンスから5馬身差の2着に敗れた。

11月2日、13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月16日、8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノクラテから1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月7日、7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月21日、12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のウオローボーイをクビ差制して勝利を挙げた。

3歳（1986年）

1月12日、3歳G3の京成杯（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柏崎正次騎手。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

2月2日、3歳オープンのヒヤシンス賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゲイリーマッハをクビ差振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

3月2日、3歳G3の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月22日、3歳オープンのすみれ賞（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柏崎正次騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

4歳（1987年）

2月28日、5歳以上1400万下の千葉ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏崎正次騎手。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

3月22日、G2のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は小島太騎手。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

4月4日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の卯月賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は柏崎正次騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月29日、5歳以上1400万下の丹沢特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月10日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の立夏賞（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

9月20日、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月4日、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柏崎正次騎手。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

10月24日、4歳以上900万下（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

11月21日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は臼井武騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリパルステイオーに約18馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（1988年）

1月17日、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月21日、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカツマサエースに約11馬身の大差をつけて勝利を掴んだ。

5月8日、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で臼井武騎手。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシノンシンボリからクビ差の2着に甘んじた。

6月4日、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で臼井武騎手。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナセレモニーに約12馬身の大差をつけて勝利を物にした。

6歳（1989年）

5月7日、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で臼井武騎手。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンフェアリーから1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月4日、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は大江原哲騎手。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロマスキットに3馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

6月25日、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシノンシンボリに約13馬身の大差をつけて勝利を物にした。

7月22日、新潟障害ステークス（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原哲騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンルンルンに半馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。