ランデックヒルズ（2012年生、母ヤワラブライト）

ランデックヒルズ（2012年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋丘」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時14歳）と交配したヤワラブライトが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方29戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2十。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって630万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、簗田満によって756万円で落札された。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

7月13日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったナイトフォックスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2015年）

1月11日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（7戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

2月28日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた12戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、6着を確保した。

6月27日、中5週で迎えた13戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

8月12日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオニキス賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた15戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、CITY STORY杯（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた17戦目は、地域伝統芸能全国大会賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、仙人峠の紅葉賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月31日、中1週で迎えた19戦目は、北三陸くじ冬の市賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた20戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、希望郷いわて国体開催記念久慈市賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

12月31日、中0週で迎えた22戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に終わった。

4歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた23戦目は、平庭高原スキー場まつり賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、希望郷いわて国体開催記念一関市賞（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

5月8日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアプリケーションを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

6月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したクインズブレスに半馬身届かず2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山本政聡騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本政聡騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったゴウイモンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で山本政聡騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒカルハピネスをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。

7月31日、中1週で迎えた32戦目は、おいしい!いわての原木しいたけ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山本政聡騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山本政聡騎手（13戦2勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したカニングウーマンに半馬身届かず2着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山本政聡騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったディアシェダルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山本政聡騎手（15戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山本政聡騎手（16戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた37戦目は、オッズパーク杯（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で山本政聡騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1十一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で山本政聡騎手（18戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で山本政聡騎手（19戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月21日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた40戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（20戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（21戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。