アプローズフラワー（1994年生、母バリレイン）

アプローズフラワー（1994年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時20歳）と交配したバリレインが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）滝沢牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦10勝。1997年のオープン特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桜田浩三厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（1996年）

6月30日、デビュー戦は佐藤雅彦騎手を鞍上に据えて、馬体重は461kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアケノコイサンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳A（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロックブライトに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒賞（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファイアーマリオに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのコスモス賞（函館芝1800m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐藤雅彦騎手（3戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤雅彦騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカネサイスティールに6馬身の差をつけて4勝目をマークした。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳B（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤雅彦騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノレインボーに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月10日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の南部駒賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤雅彦騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカツヤマリュウホーに2馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

12月15日、中4週で迎えた8戦目は、2歳戦の東北サラブレッド3歳チャンピオン（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤雅彦騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーマクレガーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3歳（1997年）

1月12日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのフローラステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤雅彦騎手（8戦7勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

2月16日、中4週で迎えた10戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

4月5日、中6週で迎えた11戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサカモトサクラに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月28日、中7週で迎えた13戦目は、3歳オープンのオープン特別（水沢ダート1600m 雨/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（11戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のポエムダンスに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐藤雅彦騎手（12戦9勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

4歳（1998年）

7月19日、約12か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般A（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤雅彦騎手（13戦9勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月29日、中5週で迎えた16戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤雅彦騎手（14戦9勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンアドマイヤに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。