マロロン（2003年生、母ミスラフィーネ）

Maroron

2003.03.30

マロロン（2003年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「毛色より連想した造語」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラローレル（当時12歳）と交配したミスラフィーネが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は斉藤 恒雄。戦績は、中央平地1戦0勝、地方32戦6勝2着9回。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上D7二。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月12日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2007年）

8月8日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月19日、中5週で迎えた3戦目は、3歳以上D8一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたギフトラップ決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のケンエリートに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中3週で迎えた8戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

5歳（2008年）

9月9日、約9か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージROUND3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上D8一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、リブにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ヒルズボスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、サンテレビ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったシャルマンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマンテンテイオーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったフラワーネックレスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6歳（2009年）

1月4日、中4週で迎えた16戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2-5ニ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったノエシスから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートピアノに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカハイテンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月1日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンアルカローラに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

3月15日、中1週で迎えた22戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、福山競馬チャンピオンジョッキー杯（福山ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブランドコールからクビ差の2着に惜敗した。

4月19日、中4週で迎えた23戦目は、かたくりの花特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレーヴヒーローから2馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、菖蒲特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミゼファーに1馬身の差をつけて5勝目を収める

5月31日、中3週で迎えた25戦目は、青葉賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた26戦目は、すいれん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた27戦目は、つゆくさ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（10戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、さるすべり特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミゼファーに1馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

8月2日、中2週で迎えた29戦目は、しらゆり賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた30戦目は、芙蓉特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（13戦5勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた31戦目は、コスモス特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野田誠騎手（14戦5勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた32戦目は、蔵王賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野田誠騎手（15戦5勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた33戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、あけび特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。