セトウチモモタロー（2005年生、母カントリーバッハ）

セトウチモモタロー（2005年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋桃太郎」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時13歳）と交配したカントリーバッハが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方23戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上B1。

経歴

デビュー前

那俄性哲也厩舎（福山）へ入厩。

4歳（2009年）

1月31日、デビュー戦は佐原秀泰騎手を鞍上に据えて、一般C2 22（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。馬体重は519kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、一般C2 22（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオレンジスーツから1馬身差の2着となった。

3月15日、中2週で迎えた3戦目は、一般C2 18（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のパートナーラブに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月20日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、れんこん料理の竹扇賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4a（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のトーセンフルライフを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

9月10日、中4週で迎えた6戦目は、蛭ヶ野特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったウイニングフルールにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中7週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた8戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

5歳（2010年）

1月24日、中5週で迎えた9戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月3日、中7週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

7月3日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた13戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、福山・高知競馬連携騎手交流第十四戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカローレルに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月2日、中2週で迎えた14戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、たかさごぼっくりん特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、天然温泉あま湯特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた16戦目は、丹波焼陶器まつり特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた17戦目は、つわぶき賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺地誠一騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったグッドリーズンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月11日、中2週で迎えた18戦目は、やつで賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺地誠一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のニホンピロルブラをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月30日、中2週で迎えた19戦目は、スカパー!255アクセス特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で寺地誠一騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

12月14日、中1週で迎えた20戦目は、ヴィズミック特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で寺地誠一騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

6歳（2011年）

1月2日、中2週で迎えた21戦目は、清酒発祥地伊丹白雪特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で寺地誠一騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダイワメンフィスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた22戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノブラックを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を奪取した。

5月11日、中2週で迎えた23戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた24戦目は、エメラルド特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

6月22日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、楽天競馬で買いま賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7歳（2012年）

4月17日、約10か月の休み明けで迎えた26戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、兵庫の特産品特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた27戦目は、ウェッツオールスターカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた28戦目は、あやめ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた29戦目は、あじさい賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。