ガルチデフィート（2009年生、母クラウンガルチ）

ガルチデフィート（2009年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋打ち破る」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したクラウンガルチが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年のパール賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平成ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって388.5万円で落札された。2歳のとき、酒井秀紀から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

11月5日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では見せ場を作れず18着に終わった。

3歳（2012年）

2月25日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた5戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンマイラヴに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロレイラに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のばら祭マイル（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロレイラに半馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のパール賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトーヨーマックスに6馬身の差をつけて4勝目をマークした。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（5戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノアシーズに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（6戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンサクセスから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡崎準騎手（7戦5勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミミオに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡崎準騎手（8戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルジョイフルに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡崎準騎手（9戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルジョイフルに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡崎準騎手（10戦8勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のギキリンゼンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月23日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、キャンドルライト特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で岡崎準騎手（11戦9勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2013年）

1月20日、中3週で迎えた17戦目は、白銀マイル（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で岡崎準騎手（12戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月24日、中4週で迎えた18戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で岡崎準騎手（13戦9勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3三（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で岡崎準騎手（14戦9勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。