ルーリング（2018年生、母リープオブフェイス）
Ruling
2018.04.19
ルーリング（2018年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「採決。母名および父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したリープオブフェイスが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
Ｇ１サラブレッドクラブにて総額3,200万円（80万×40口）で一口馬主が募集された。
浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2020年）
8月29日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。17頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。
10月4日、中4週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。
12月12日、中9週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。
12月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。
3歳（2021年）
3月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。
4月18日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。
5月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴山雄一騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。
7月10日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。
8月14日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフクノルッカに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
9月4日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
9月25日、中2週で迎えた12戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
11月6日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小沢大仁騎手（2戦1勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はタレてしまい18着に終わった。
4歳（2022年）
1月16日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のパロットビークを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。
1月29日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラスの有田特別（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。
3月12日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラスの伊良湖特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。
4月9日、中3週で迎えた18戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。
5月28日、中6週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。
7月30日、中8週で迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスのおおぞら特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。
10月1日、中8週で迎えた21戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。
12月4日、中8週で迎えた22戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの豊川特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
5歳（2023年）
2月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの伊万里特別（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。
4月10日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた24戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ジルコンダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るモリミライを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を手にした。
5月2日、中2週で迎えた25戦目は、フロックススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のカツベンケイに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
6月23日、中6週で迎えた26戦目は、サマーダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラッキーストーリーをクビ差振り切って断然の支持に応えた。
7月23日、中3週で迎えた27戦目は、黒勾玉スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。
9月26日、中8週で迎えた28戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ベゴニアスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
デビュー前
Ｇ１サラブレッドクラブにて総額3,200万円（80万×40口）で一口馬主が募集された。
川島正一厩舎（船橋）へ入厩。
10月27日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、ランタナスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は548kg。11頭立ての1番ゲートからスタート。競走除外となった。