マダムミツコ（2005年生、母ゴールデンソネット）

マダムミツコ（2005年2月17日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「ミツコ夫人」。毛色は鹿毛。種牡馬のDoneraile Court（当時9歳）と交配したゴールデンソネットが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝、地方21戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C2-7。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

6月24日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月28日、中4週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

11月18日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月9日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3歳（2008年）

4月20日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田中博康騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた7戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月24日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹木美典騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月8日、中1週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた9戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストマダムから4馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた10戦目は、滝川市制施行50年記念賞（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は笹木美典騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月28日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4歳（2009年）

1月2日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた19戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワンスタディオンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

1月17日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフェアリーグリーンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月8日、中2週で迎えた21戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエアベルヴューを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた22戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアムリタを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のコスモボスを3/4馬身振り切って制した。

4月4日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケンドジュウライに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月24日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。